Market Research / Japan EC
「どう立ち上げ、どこで利益が出るのか」を、公開情報・実測P/L・スクール価格まで含めて一次情報ベースで整理。2026年9月時点の市場環境と、広告費で溶かす典型パターンまで数字で載せています。
Amazon OEMは「転売」ではなく「小規模メーカー事業」。粗利率30〜50%と高い代わりに、初期100万円級の現金と6〜10ヶ月の赤字期間を前提にする資本ゲームです。2026年は①中国セラーの直販増②Temuによる価格破壊③手数料改定(販売手数料+0.4%)④広告CPC上昇——の4点で、2020年代前半より明確に難度が上がっています。「誰でも月収100万」型の情報発信の大半は、60〜135万円のスクール販売が本体のビジネスです。
「既存の製造ラインを持つ工場に自社ブランド商品を委託生産し、Amazonで販売する形態」。工場を持たずに自社ブランドを立ち上げられるのが本質です。日本では実務上、中国の1688(アリババ国内版)・タオバオの工場に発注する「中国輸入OEM」がほぼ同義で語られます。
| 形態 | やること | 難易度・ロット | 向く人 |
|---|---|---|---|
| 相乗り/転売 | 既存ページに同じ商品を出す | 低・1個〜 | 資金が小さい/最速で回転を学びたい |
| 簡易OEM 初心者の主戦場 | 既存品にロゴ・タグ・パッケージ・付属品を足して自分のページで売る | 中・数十〜数百個 | Amazon OEMの入口。数十個からテスト可 |
| 完全OEM | 設計・仕様から自分で決め、工場は製造だけ担当 | 高・500〜1,000個〜(金型費も) | 既に売れる型がある/資金1,000万円級 |
| ODM | 企画から製造まで工場に丸投げ | 中〜高 | 自社に企画機能がない事業者 |
| 国内OEM | 日本の工場に委託 | 原価は高いがロット小・納期短・品質安定 | 中国リスクを避けたい/高単価商材 |
「最初はタオバオでテスト仕入れ→慣れたら1688でロット生産」が定石。1688はAlibaba.com(国際版)と比べて同一商品が3〜5割安いケースも珍しくありません。1688の商品ページに「logo定制」「贴牌」「加工定制」の表記があれば、ロゴ入れ・仕様変更を相談できる可能性が高い工場です。MOQは交渉可能で、①将来発注量の提示 ②単価アップ受諾 ③バリエーション合算——の3戦術が使われます。
「中国で500円の商品」が、実際にいくらで手元に着地するか。ここを外すと全部が崩れます。
(為替・重量・かさばり具合で変動するため、あくまで一次スクリーニング用。最終判断は必ず実見積で。)
| 区分 | 項目 | 目安 |
|---|---|---|
| 仕入・輸入 | 商品代金 | 仕入単価 × 数量 |
| 検品・ラベル交換・梱包オプション | 代行業者により変動 | |
| 中国国内送料・保管料 | 同上 | |
| 国際送料(航空/船) | 容積重量 = 縦×横×高(cm)/6000、重いほど単価逓減 | |
| 関税 | (商品代金+国際送料) × 関税率 課税価格20万円以下は簡易税率 | |
| 輸入消費税 | (商品代金+送料+関税) × 10% | |
| 代行手数料 | タオタロウ | 商品代金の5%(または月額30,000円) |
| ラクマート | 5%(取引実績で最大3%まで低下)/初期・月額0円 | |
| イーウーパスポート/イーウーマート | 月額29,800円/21,670円(代行手数料無料型) | |
| 税立替 | 関税・消費税の立替手数料 | 24,000円以下=1,200円/24,001円以上=合計の5%(上限30,000円) |
| — | 合計100円以下は免除 | |
| Amazon | 大口出品 | 月額4,900円(税別) |
| 販売手数料 | カテゴリ別。家電5〜8%/アパレル・ビューティー10〜15%/低価格ジュエリー最大45% | |
| FBA配送代行手数料 | 標準2a 344〜410円 〜 標準3 427〜472円(2026/4〜) | |
| 在庫保管手数料 | 10〜12月は割増。271日超で長期在庫追加手数料 | |
| 立ち上げ | 商標(1区分) | 出願3,400円+区分別8,600円/登録32,900円 = 計44,900円 |
| JANコード登録 | 初期12,000円で999商品分(1コード約12円) | |
| 商品撮影 | スタジオ5,000〜6,000円/時+カメラマン5,000〜6,000円/時(1商品約3,000円) | |
| 画像デザイン | クラウドソーシングで1枚1,000円/7枚 7,700円前後 | |
| 販促 | スポンサープロダクト広告 | 売上の5〜20%(フェーズ次第) |
| 指標 | 数値 | 補足 |
|---|---|---|
| OEMの粗利率 | 30〜50% | 相乗り・単純転売(10〜20%)より高いのが最大の動機 |
| 参入足切りライン | 粗利率30%以上 | ベンチマーク商品と同価格で出したとき30%未満なら見送り |
| 広告費の目安 | 売上の約10% | 粗利30%はこれを吸収するための下限 |
| 最終利益率(広告込み) | 1桁%なら撤退検討 | 元Amazon出身者監修記事の判定基準 |
| 米国private labelの水準 | 粗25〜40% / 純20〜30% | 優良ブランドは「粗30%以上・純15%以上」を目標値に置く |
「経済ロット」を探すのが原価を下げる本命。単価は500個→1,000個→3,000個で段階的に落ちます。複数工場から数量別見積を取り、単価が跳ねる境目を把握してから発注量を決める。見積を1社・1数量しか取らないのが最頻出の失敗です。
実施日:2026年4月1日(在庫保管ルールの厳格化は4月15日)。3月末までの販売は旧料率、4月1日以降の販売から新料率。
| サイズ区分 | 1,000円以上 | 1,000円未満 |
|---|---|---|
| 標準2a(20cm以下・2kg以下) | 410円(▲3) | 344円(▲3) |
| 標準2b(30cm以下・2kg以下) | 415円(▲19) | 358円(▲10) |
| 標準2c(40cm以下・2kg以下) | 420円(▲35) | 371円(▲18) |
| 標準2d(50cm以下・2kg以下) | 425円(▲40) | 379円(▲20) |
| 標準2e(60cm以下・2kg以下) | 430円(▲55) | 391円(▲28) |
| 標準3(80cm以下・5kg以下) | 472円(▲42) | 427円(▲21) |
「小さく軽い商品」は配送料が下がって有利、「大きい・重い・売れ残る商品」は保管で殴られる、という方向に設計が振れました。60cm以下・2kg以下・回転の速い商材が構造的に有利です。逆に、MOQで1,000個入れて9ヶ月売れ残る商品は、長期保管手数料で二重に損をします。
複数ソースで共通する「利益を残す7ステップ」。所要は最短6ヶ月・通常8〜10ヶ月。
「在庫が着いてからローンチを考える」。Vine登録・商品名確定・広告設計は着荷前に終わらせるのが鉄則。着荷後に考え始めた瞬間、保管手数料と広告費のダブルカウントが始まります。
複数の実践者ブログで繰り返し出てくる「参入可否の閾値」を1枚に集約。これがこのレポートで最も実務価値が高い表です。
| 指標 | 狙い目 | 避ける | 理由 |
|---|---|---|---|
| 月間検索ボリューム(主要KW) | 3,000〜10,000 (広めに3,000〜15,000) | 1,000未満/50,000超 | 少なすぎると売れない、多すぎると資本力勝負 |
| 販売価格 | 2,000〜2,500円以上 | 1,500円未満 | 広告費を吸収できない。低価格帯はTemuと正面衝突 |
| 競合のレビュー獲得数 | 500件未満 | 1,000件超=追随困難 5,000件超=成熟市場 | レビューは時間でしか積めない参入障壁 |
| 競合のレビュー星平均 | 3.8未満 | 4.5以上が並ぶ市場 | 低評価=改善余地=差別化の材料がある |
| 1商品あたり月間売上規模 | 20〜50万円 (初心者・低資金) | 数百万円規模 | 大きい市場ほど強い競合が資本で殴ってくる |
| 月間販売個数 | 安定して100個以上 | スポットで跳ねるだけ | 継続需要の確認 |
| 上位セラーの中国セラー比率 | 5割以下 | 7割以上=価格競争市場 | 中国直販とは原価で勝てない |
| 粗利率(ベンチマークと同価格時) | 30%以上 | 30%未満は見送り | 広告費10%+値下げ余地を確保できない |
| サイズ | 60cm以下・2kg以下 | 大型・重量物 | 2026年改定で小型が有利、大型は保管で不利 |
競合の在庫数を毎日追い、減少分を数える。例)10日で30個減 → 月90個。販売価格2,980円 → 月商 268,200円。Keepaの「Keezon」拡張で月間販売個数を数値化する方法も一般的です。
| ツール | 価格 | 役割 |
|---|---|---|
| セラースプライト | 月額5,000〜10,000円前後 (スタンダード $98/月・$980/年) | 市場規模・競合売上・検索需要・キーワードマイニング・レビュー一括DL。「何を売るか」がまだ決まっていない段階で使う |
| Keepa | 月額19ユーロ前後 | 価格推移・ランキング推移・セラー数の履歴。「調べたい商品が決まっている」段階で使う |
| Keezon | 拡張機能 | Keepaグラフから月間販売個数を数値化 |
| FBA料金シミュレーター | 無料(Amazon公式) | 手数料を引いた粗利の確定計算 |
「主観で改良案を考える」のが最大の失敗要因。差別化案は競合の低評価レビューから機械的に抽出するのが標準手法です。
かつては「低評価レビューを潰した改良版を出す」で勝てました。現在は訴求の強さ+ブランド指名検索の獲得+インフルエンサー連携+SNSからの外部流入を組み合わせないと上位に食い込めない、という指摘が複数の実務メディアから出ています。少数意見に引っ張られないよう、レビュー分析は必ず定量集計で行うこと。
| フェーズ | 目標ACoS | やること |
|---|---|---|
| ローンチ期(投資フェーズ) | 40%以上も許容/広告費は売上の20%程度 | オートで全方位に配信しデータ収集。日予算を必ず設定(CPC急騰で溶ける) |
| 成長期 | 20〜32% (粗利率40%の場合) | 成果の出たKWをマニュアルへ移行するハイブリッド運用 |
| 利益重視フェーズ | 15〜30%/広告費10%前後 | 指名検索が立ってきたら一般KWを絞る |
| 高粗利商材 | —/広告費5〜7% | — |
小口出品アカウントは対象外。大口(月額4,900円税別)で始めることが特典の前提条件です。
| 項目 | 小さく始める | 標準 | 月商100万円狙い |
|---|---|---|---|
| 発注数量 | 50〜100個(簡易OEM) | 300〜500個 | 1,000個以上 |
| 商品原価(単価700円想定) | 3.5〜7万円 | 21〜35万円 | 70万円〜 |
| サンプル費 | 1〜3万円 | 2〜5万円 | 3〜8万円 |
| 商標(1区分) | 44,900円 | 44,900円 | 44,900円 |
| JANコード | 12,000円 | 12,000円 | 12,000円 |
| 撮影+画像デザイン | 1〜2万円 | 2〜4万円 | 5〜15万円 |
| ツール(3ヶ月分) | 2〜3万円 | 2〜3万円 | 3〜5万円 |
| 大口出品(3ヶ月) | 1.6万円 | 1.6万円 | 1.6万円 |
| ローンチ広告費(3ヶ月) | 5〜10万円 | 15〜30万円 | 40〜80万円 |
| Vine(登録料+提供原価) | 1〜3万円 | 2〜5万円 | 3〜8万円 |
| 合計目安 | 17〜32万円 | 48〜88万円 | 130〜260万円 |
黒字でも現金が尽きる。2回転目の発注は、1回転目の売上入金前に打たないと在庫切れ=ランキング崩壊。「残数が30%を切ったら発注」のルールを最初から決め、再発注分の現金を別枠で確保しておくこと。1商品目の利益で2商品目を作る計画は、ほぼ確実にどこかで在庫切れを起こします。
情報商材側が出す「成功事例」ではなく、月次P/Lが全部公開されている実測データと、第三者が価格査定したM&A案件の2つ。ここが一番参考になります。
出典:Hiyun's Quest OEM「Amazon中国輸入OEMの成果を現状報告します」
| 月 | 売上 | 仕入 | Amazon手数料 | 粗利 | 広告費 | 純利益 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020/10(4商品) | 82,095 | 22,212 | 28,768 | 30,258 | 0 | +30,258 |
| 2020/11 | 43,770 | 12,402 | 16,345 | 13,666 | 25,863 | −12,197 |
| 2020/12 | 118,240 | 31,930 | 43,772 | 40,684 | 69,004 | −28,320 |
| 2021/1(累計11商品) | 143,060 | 38,776 | 61,360 | 41,724 | 100,038 | −58,314 |
| 2021/2 | 67,920 | 23,621 | 31,883 | 13,106 | 37,518 | −24,412 |
| 2021/3 | 59,960 | 23,621 | 28,250 | 9,476 | 4,715 | +4,761 |
| 2021/4 | 121,320 | 45,959 | 48,373 | 26,973 | 16,302 | +10,671 |
| 2021/5(累計20商品) | 183,180 | 62,333 | 71,080 | 47,378 | 103,077 | −55,699 |
| 2021/6 | 166,350 | 50,406 | 65,066 | 50,319 | 78,118 | −27,799 |
| 2021/7 | 114,540 | 35,569 | 43,102 | 31,058 | 19,033 | +12,025 |
出典:ラッコM&A 案件詳細(2026年時点掲載)
2年やって平均月利6.4万円。累計利益77万円に対し、在庫に60〜70万円が寝ている。これが「そこそこ回っているOEMブランド」の実像です。広告を止めた期間(2025/12〜2026/2)の平均月商が905,824円というデータもあり、広告依存度が下がった後のほうが数字が良いという点は示唆的。「月商100万円」という数字が、手残り数万円〜十数万円を意味しうることが分かります。
| 法律 | 対象 | 必要なこと |
|---|---|---|
| 電気用品安全法(PSE) | 約460品目。特定電気用品(ひし形)116品目/それ以外(丸形)341品目。電線・配線器具・変圧器・電熱器具・電気で動く機械器具 | 事業届出、適合性検査、PSEマーク表示。モバイルバッテリー・充電器・LEDライト等は要注意 |
| 電波法(技適) | Bluetooth/Wi-Fi搭載品すべて | 技適マーク取得。中国製の「技適なしBluetooth機器」は販売不可 |
| 薬機法 | 化粧品・シャンプー・サプリ・体温計・医療機器 | 製造業許可/製造販売業許可。許可なしでは販売目的の輸入そのものが禁止 |
| 食品衛生法 | 飲食物全般+食品が触れるもの(皿・コップ・フライパン・調理器具)。赤ちゃんが舐める可能性のあるおもちゃも対象 | 検疫所への届出 |
| PSC(消費生活用製品安全法) | 乳幼児用ベッド、ライター等 | マーク取得 |
| 家庭用品品質表示法 | 繊維製品・雑貨 | 品質表示タグ |
自社オリジナルのOEM商品なら真贋調査はまず起こりません。これはOEMの数少ない構造的メリットです(相乗り・並行輸入・中古せどりで起こりやすい)。ただし販売1年未満のセラーにランダムで実施されることもあり、その際は正規の仕入証明(インボイス・工場との契約書)の提出を求められます。対応は原則48時間以内に着手、ただし不完全な証拠を急いで出すより72時間かけて完璧な証拠セットを作るほうが通過率は高い、とされています。
| パターン | 何が起きるか |
|---|---|
| 大型市場へ参入 | 強豪と広告で殴り合い。「売れないのに広告費だけかかる」地獄 |
| ニッチすぎる市場へ参入 | 検索需要がなく、そもそも人が来ない。在庫だけ残る |
| ブランド登録でつまずく | Amazon特有のエラーで事業開始自体が止まる |
| 原価を1社・1数量でしか取らない | 経済ロットを逃し、最初から利益の出ない原価で確定 |
| レビュー0・広告上限未設定で着荷 | 広告費だけが積み上がる |
公式統計はないものの、業界では「売上上位セラーの半数以上が中国系」と言われています。セラースプライトで上位20〜50社の所在地は確認可能。実務的な指針は「中国セラー比率7割以上の市場は価格競争状態=新規参入に不向き」。逆に5割以下の市場にチャンスがある、という切り分けです。
日本人セラーの勝ち筋として挙げられているのは、「中国工場のコスト力 × 日本人の品質管理力」の掛け算、および日本でしか作れない素材・製法の活用。原価では勝てないので、品質・訴求・アフターで差を作るしかない、という結論に各ソースが収束しています。
Amazon OEMのYouTubeは、ほぼ全てがスクール/コンサル/代行業者の集客チャネルです。無料部分の質は高いものが多いので「教材として使い、バックエンドには乗らない」という距離感が最も費用対効果が良い。
| チャンネル/発信者 | 立ち位置 | バックエンド |
|---|---|---|
寺田式物販スクール(寺田正信)youtube.com/c/Teradamasanobu | 中国輸入OEM・ODMプライベートブランド販売。13ステップの体系的な攻略講座、資金繰り、パッケージ制作など実務寄り | 無料講座・セミナー・寺田式継承プログラム・個別コンサル |
| EC STARs Lab.(中村裕紀) ブログ ecstarslab.com | 国内メーカー仕入れが主戦場だがOEM解説も厚い。書籍5冊の出版実績あり | 1年コンサル 99万円(税込) |
| 物販NAVI / CHALLENGE8(三浦聖樹・船田寛) | Amazon OEM特化。説明会・日刊SPA!共催セミナー等でリード獲得 | OEMシルバー6ヶ月66万円/ゴールド12ヶ月88万円 |
石井道明(note note.com/ecbuppan) | 輸入物販ビジネス。手数料改定など時事解説が速い | コミュニティ・コンサル |
| 中国輸入物販-商品化トリシマ | 中国輸入OEMの実践解説 | — |
Amazonで売る【公式】youtube.com/c/Amazonで売る | 中立・無料Amazon公式。出品・販促の一次情報 | なし |
| サイト | 運営 | 強み |
|---|---|---|
THE CKB theckb.com | 中国輸入代行 | 関税計算・通関手数料・コスト計算・規制商品の解説が最も詳細 |
イーウーパスポート yiwupassport.com | 中国輸入代行 | 販売前チェックリスト、PSE不要の家電リストなど実務直結 |
CiLEL cilel.jp | 輸入販売サポート | 7ステップ解説、禁止・規制商品の早見表 |
EC STARs Lab. ecstarslab.com | スクール | 手数料改定の速報性、怪しいスクールの見分け方(自社が当事者なのに書いている点は興味深い) |
中国輸入ライフ(KEN) kenimport.com | 個人 | 差別化案の絞り出し5ステップ、利益計算の実務 |
LINK株式会社 link-ecconsulting.co.jp | 元Amazon出身者監修 | 中立性が高い「OEMなら相乗りされない」等の業界通説を否定している |
Hiyun's Quest OEM hiyun.jp | 個人 | 月次P/Lを全公開赤字期間も隠さず出している稀有な一次情報 |
やま_OEM(note) note.com/veriom | 個人 | 独学2年の実体験。スクール価格帯の内部情報 |
StockCrew stockcrew.co.jp | 物流 | 1688ガイド、Temuの市場影響、代行12社比較 |
| 業者 | 料金体系 | 特徴 |
|---|---|---|
| ラクマート | 初期・月額0円/手数料5%(実績で最大3%) | 1点から仕入可。初心者向けの定番。航空便が安い |
| タオタロウ | 普通会員5%/月額会員30,000円 | 月額無料+航空便が安い |
| イーウーパスポート | 月額29,800円(代行手数料無料) | 情報発信が手厚い。取扱量が多い人向け |
| イーウーマート | 月額21,670円(代行手数料無料) | — |
※月額制は「月の仕入額 × 5% > 月額」になる規模で初めて得。月商が小さいうちは従量制(ラクマート等)が合理的。
Amazon OEM周辺の情報発信は、「無料コンテンツ → 無料セミナー/説明会 → 個別面談 → 60〜135万円の契約」という導線がほぼ全社で共通化しています。セミナー終盤で価格を初めて提示し、その場での割引で即決を促す構図が繰り返し報告されており、「金額が最後まで分からないまま話を聞き続ける」こと自体が設計です。
| レイヤー | 価格 | 具体例・備考 |
|---|---|---|
| 書籍 | 1,500〜2,000円 | 中村裕紀『Amazon国内&海外メーカー直取引完全ガイド』ほか。紙の出版実績は信頼性の一次指標でもある |
| Udemy講座 | セール時 1,500〜3,000円前後 (定価は2万円台の設定が多い) | 「ゼロからはじめるAmazon物販 中国輸入/OEM講座」「Amazon中国輸入ビジネス完全マスターコース」等。最もコスパが良い入口 |
| note / Brain の有料記事 | 数百円〜1万円台 | Brainは最低100円・無料公開不可。レビューはアフィリエイト報酬が絡むため信頼性に注意。noteメンバーシップ型(月額制サポート)へのシフトが進行中 |
| 単発セミナー型コンサル | 5,000円〜10万円前後 | — |
| 個別コンサル | 半年50万円前後/1年100万円前後 | 相場の中央値 |
| スクール(標準) | 60〜88万円 | 下表参照 |
| スクール(上位) | 135〜200万円超 | 物販総合研究所の中国輸入OEMコースで135万円の提示報告あり。上級コース200万円超の存在も報告 |
| 運用代行(法人向け) | 月80〜100万円 | フル伴走型の外部委託 |
| 名称 / 運営 | 料金 | 公表実績(※自己申告) | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 物販NAVI 株式会社CHALLENGE8(代表:三浦聖樹/東京都渋谷区神南) Amazon OEM特化 |
OEMシルバー 6ヶ月 66万円 OEMゴールド 12ヶ月 88万円 |
広告上に「月商35万円」「利益20万円」の受講生の声 | 受講料と別に仕入資金50万円以上が必要=実質100万円近い投資。「支払ったお金は返金されない」と明記。講座終了後にさらに有料サービスの案内がある可能性。第三者の独立した口コミが少ない |
| EC STARs Lab. 中村裕紀(河野弘典) 国内メーカー仕入れ中心+OEM |
1年コンサル 99万円(税込) | 満足度95.31%/84%が月利10万円、50%が月利50万円、29%が月利100万円達成、コンサル生223名 すべて運営側の公表値 |
書籍5冊の出版実績あり。目標設定は「1年後に月利100万円」 |
| 物販総合研究所 | 公式非公開。第三者調査で30万〜135万円(中国輸入OEMコース135万円の報告) | — | 銀行一括振込で1割引の案内例。料金を公式に出していないこと自体をリスク要因として見るべき |
| 寺田式物販スクール 寺田正信 |
非公開(無料講座→セミナー→継承プログラム/個別コンサルの導線) | — | YouTubeの無料コンテンツは体系的で質が高い |
| その他(一般化された相場) | 有名YouTuberのスクール 約60万円/検索上位 80万円前後/上級 200万円超 | — | — |
| 危険度 | サイン |
|---|---|
| ★★★★★ | 「誰でも絶対稼げる」「100%失敗しない」という断言。「1日30分で月20万」型の謳い文句 |
| ★★★★★ | 高級車・豪華な生活をアピールする実績者写真ばかり |
| ★★★★ | ノウハウの詳細を公開せず、実績者アピールに終始 |
| ★★★★ | クレジットカードの利用枠を聞いてくる |
| ★★★ | 「その日のうちに支払わないと割引が適用されない」という即決圧力 |
| ★★★ | Instagram/LINE広告で登録 → 電話で高額プラン案内、という導線 |
| ★★★ | 料金を最後まで開示しない |
「仕事を提供するので収入が得られる」と勧誘し、その仕事に必要だとしてマニュアル・ツール・サポート契約を購入させる取引は、特商法の「業務提供誘引販売取引」に該当します。物販スクール・情報商材の多くがこの類型に当たり得ます。
消費者庁は2025年12月19日にも「在宅ワークの求人情報をきっかけに高額なコンサルティング契約をさせる事業者」への注意喚起を公表しています。この領域の行政の目は継続的に厳しい。
独学2年で脱サラした実践者(note: やま_OEM)の結論が最も実感に近い。「スクールは高すぎる。ただし独学は初期段階でかなり痛い代償を払う」——同氏は広告費で80万円以上を損失しています。必要だったのは2つだけ、という整理:
費用対効果の現実的な階段:書籍2,000円 → Udemy 2,000円 → 代行業者の無料相談+ブログ → note/メンバーシップ月額数千円 → (どうしても必要なら)個別コンサル。66〜135万円のスクールに払う前に、同額を仕入れと広告に回して1商品出したほうが学習効率は高い、というのがデータから読み取れる結論です。
Amazon OEMの最大の魅力は、転売と違って「事業として売却できる資産」が残ること。ここが「せどり」との決定的な違いです。
売却価格 = 営業利益の12〜24ヶ月分 + 譲渡時点の在庫金額
実例B(財布OEMブランド)の値付けは、まさに「平均月利95,919円 × 12ヶ月 + 在庫仕入原価」=190万円。相場式どおりです。
「月利30万円のブランドを3年かけて作る」= 売却時に360〜720万円+在庫額の資産。この出口があるから、立ち上げ期の赤字1年を投資と割り切れる。逆に出口を考えないOEMは、ただの資金拘束になります。
| 向く | 向かない |
|---|---|
|
|
「初月に何個売れたか」ではなく、「広告費を除いた粗利が、想定どおり30%以上で出ているか」で判定する。粗利が設計どおり出ていれば広告は後で最適化できる。粗利が設計を下回っているなら、その商品は何をやっても黒字化しない ── 早く損切りして次の商品へ。
2026年9月29日時点でアクセスした公開情報。金額・料率は改定される可能性があるため、実行前に必ず一次情報(Amazonセラーセントラル、各社公式)で確認してください。