そのうち「オンライン説明会」の部分を要約しました。逐語全文は今回確認できていないため、発言の直接引用ではなく内容の整理として掲載しています。6月19日は保存記録の日付で、開催日とは区別しています。
最初に押さえる、5つの話
- 学力と社会情動的スキルを両輪にする。
思いやり・敬意・自尊心・自信など、人と関わりながら生きる力を意識して育てる。 - 預かった子ども全員の成長を目指す。
それぞれの得意や個性を伸ばし、社会で活躍する姿まで見据える。 - 探究は、問いを次の問いへつなぐ学び。
自分で考え、仲間と関わり、もう一度自分の考えを深める。 - 目に見えにくい成長を、共通の基準で見取る。
ルーブリックと日々の記録を使い、保護者とも成長を共有する。 - 保護者にも、教育方針への理解と学び続ける姿勢を求める。
子どもを見る視点を、家庭と学校で共有することが大切。
なぜ今、教育を変えるのか
「赤の女王仮説」:学校も学び続ける
説明会では、同じ場所にとどまるためにも走り続ける必要があるという「赤の女王仮説」を、教育の変化に重ねていました。社会やAIが変化する中で、前年と同じ教育を繰り返すだけでは十分ではない。私立学校として他校の実践や新しい知見を学び、根拠を持って教育を更新するという考えです。
「第3章 桐蔭学園」:一人ひとりが活躍できる教育へ
徹底的な学習指導を強みにしてきた歴史を踏まえ、今は非認知能力や探究を重視する方向へ転換している、という説明でした。目指しているのは、預かった子ども全員が、それぞれの力を使って社会で活躍すること。進学先に入った後、どう生き、どう幸せになるかまで見据える姿勢が示されています。
青い球:認知的スキル
知識、理解、読み書き、計算など、学びを支える力。
これまでの学力教育の強みを土台として残す。
赤い球:社会情動的スキル
社交性、敬意、思いやり、自尊心、自信など、人としての魅力につながる力。
学校生活と授業の中で意識して育て、成長を評価する。
AIが知識や解答を提供できる時代だからこそ、人と関係を築き、自分で判断し、行動する力が重みを増す。この「青と赤をともに育てる」という説明が、全体を貫いています。
記録では、小3〜中1を社会情動的スキルが伸びる「ホットゾーン」と説明し、その時期に継続して取り組める一貫教育の意義を挙げています。これは説明会で示された見方の要約であり、すべての子どもに共通する発達の期限を示すものではありません。
理念を、毎日の授業でどう形にするか
探究ゼミ:調べて終わりにせず、つながりを考える
前期には「探究とは何か」を学びます。調べたことをまとめるだけで終わらず、社会や仲間とのつながりを考え、新しい問いへ進むことを重視。後期は3〜6年生の縦割りで、自分の得意分野を深めていくと説明されています。共通の目的に対し、一人ひとりが得意を生かす組織のようなイメージです。
アクティブラーニング:個 → 協働 → 個
6つのコンピテンシー(資質・能力)を「6個の宝玉」にたとえ、全9教科で育成するという説明もありました。特別な活動の時間に限らず、日常の教科学習を通じて育てる設計です。
「出る杭教育」:基礎を固めて、得意を伸ばす
読み書き計算の基礎をしっかり身につけたうえで、一人ひとりの得意や個性を伸ばす。主体的な応援団、鼓笛隊、ソーランなども、子どもが力を発揮する場として紹介されていました。
情報探究:AIや情報を、自分で見極める
AIによるフェイク画像などを例に、情報をそのまま信じずに考える「批判的思考」を重視。便利な道具を使いこなすことと、内容を確かめて判断することを合わせて学ぶ、という方向性です。
ルーブリックで、成長の見方を共有する
説明会では、教育をオーケストラに重ねた説明がありました。学校の方針、授業設計、先生の実践をそろえることで、子どもの成長を継続的に見取るという考え方です。
= 学園の方針
何を育てたいのか、学校全体の方向をそろえる。
= シラバス
全学年・全単元・全授業について、教科の研究を踏まえた学習計画と評価の観点を整える。
= 授業を行う先生
子どもの姿を見ながら授業を実践し、共通の観点で成長を記録する。
たとえば国語の創作を評価するなら、表現の工夫、登場人物の魅力、設定の明確さといった観点を用いる、と記録されています。何を見て評価しているかを具体的にし、一人ひとりの記録を保護者との面談で共有する仕組みです。
ここで読み取れるのは、特定の先生の感覚だけに頼らず、学校として評価の基準を共有しようとする姿勢。点数に表れにくい成長についても、家庭と具体的に話せることに意味があります。
保護者と入試について語られたこと
説明会の記録に基づく要約教育方針を、本当に理解しているか
特に強調されていたのは、保護者が学校の教育方針を理解していること。学校を知る機会を重ね、その教育に共感しているかを重視する、という趣旨でした。
面接に置き換えるなら、どの説明や実践に共感し、それが自分たちの子育てとどうつながるのかを、自分の言葉で話せるようにしておくとよいでしょう。訪問回数そのものの加点や合格条件が示された、と受け取ることはできません。
子どもは、取り組む途中の行動も見ている
課題が完成したかに加えて、その子がどのような行動を取るかを見ている、という説明が記録されています。前に出て引っ張る姿だけでなく、静かに様子を見ていた子が自分なりに踏み出す姿にも目を向けるという趣旨です。
この説明だけから、ペーパーテストの比重や非公表の配点を判断することはできません。
保護者も、自分の教育観を更新する
大人は自分自身の教育経験や成功体験を持っています。だからこそ、昔うまくいった方法をそのまま子どもに当てはめず、今の子どもや社会を見て学び直すことが大切だ、と語られています。
月齢や受験番号、出願の早遅などに有利不利はないという趣旨の説明、家族写真は不要という案内、2027年度入学は3クラス・2028年度入学から2クラスとする説明が保存されています。これらは当時の説明内容です。当日の手続き・持ち物・募集条件は、最新の学校案内と受験票を優先してください。
最終願書とのつながり
以下は説明会での発言ではなく、提出した最終願書と、この要約をつなぐためのメモです。
① AI時代に残したい「思いやり」と「自信」
願書冒頭の思いは、「赤い球=社会情動的スキル」の説明と重なります。子どもにどのような力を育んでほしいのかを、家庭の言葉で伝える軸になります。
② 評価の仕組みと、子どもを見る先生の姿勢
オンライン説明会で理解したのは、共通の観点で記録し、保護者と共有する仕組み。願書に書いた、校長先生から伺った「子どもをよく見て、よく話を聞く」ことの大切さは、別の機会に聞いた言葉として、この仕組みへの共感を深める材料になります。
③ 説明で聞いた探究を、授業で実感した
問いから始まり、異なる答えや意見を否定しない授業は、オープンスクールでの実体験です。オンラインで聞いた理念と、その後に見た授業の姿がつながった、という順序で整理できます。
面接で振り返るなら、この一段落
願書を基にした回答例です。学校の発言の引用ではありません。丸暗記せず、実際に聞き、見て感じたことを自分の言葉で話すための整理として使えます。
出典と、この要約の範囲
主資料:MyBrain「toin-setsumeikai-2026.md」内の「追記:オンライン説明会(副校長 塩原氏・2026)」。「gansho-generator.md」の2026年6月19日の作業記録に、オンライン説明会内容の受領・反映が残っています。保存記録では理英会主催のオンライン説明会に位置づけられています。
要約の扱い:文字起こしから整理・保存された記録を読み直して作成。逐語全文との再照合は未実施です。開催日は確認できていません。教育に関する説明をテーマ別に組み直しており、発言順や話し言葉の再現ではありません。
範囲:対面説明会や7月11日の授業体験を、オンライン説明会の発言として混ぜていません。「願書とのつながり」のみ、ユーザーが共有した最終願書を別資料として使用しています。進学実績の順位・比率、過去の生徒数などの数値は、独立した確認がないため掲載を省きました。
家庭の振り返り用に作成した非公式の要約です。学校の公式資料ではありません。